トラクターヘッドとは?
トラクターヘッドは、トラックの前方だけが走行しているような、変わった形をしています。そんなビジュアルも相まって、「トラクターヘッド」と呼ばれているのです。
トラクターヘッドは荷物が運べないトラックなのか?
前述したような特徴からすると、「トラクターヘッドは荷物が運べないんじゃない?」と思いますよね。しかし、トラクターヘッドも、ちゃんと荷物を運べます。
トレーラーと連結して荷物を運ぶ
トレーラーヘッドは、後方にトレーラーを連結することで荷物を運ぶトラックです。そのため、車両自体に荷物を運ぶスペックはありません。ちょっと変わったトラックですが、一体どんな時に出番が来るのでしょうか?
トラクターヘッドの用途とは?
トラクターヘッドの主な用途は、重機の長距離輸送です。トレーラーヘッドに、重機運搬用のトレーラーを連結させて走ります。大型の重機は、一般道路を自動走行することは禁止されているため、工事現場に重機を運ぶ際は、トラクターヘッドが欠かせないのです。
車両重量に合わせた牽引免許が必須
前述したように、トラクターヘッドは大重量の重機を運ぶトラックなので、訓練された運転テクニックが必要です。そのため、車両重量に合わせたけん引免許が必要になります。したがって、免許保持者がいないなどの理由で、どうしても運べない巨大重機の場合は、一度分解して運んで、工事現場で組み立てることがあります。
トラクターヘッドを製造販売している主な国産メーカーは?高価買取の可能性も?
トラクターヘッドを製造販売している主な国産メーカーは、「三菱ふそう」「いすゞ」「UDトラックス」「日野」などです。もし、これらのメーカーのトラクターヘッドを所有していて、今後使う予定がない人がいたら、買取に出してみてはいかがでしょうか?トラクターヘッドはまだまだ需要のあるトラックなため、高額買取してくれる可能性があります。是非、一度査定に出してみましょう!