滅多にお目にかかれないトリプルキャブ
一般的なトラックのキャブは、シングルキャブばかりです。ダブルキャブというのは、たまにしか見かけませんよね。せいぜい、教習所の送迎車で見かけるぐらいでしょうか。しかし、それよりももっとレアなキャブがあるのです。それが、トリプルキャブです。
片側に三つのドアがある
トリプルキャブの特徴は、片側に三つのドアがあることです。そんなトリプルキャブは、8人以上の大人をゆうに乗車させてしまいます。教習所の送迎車でも大人数を乗せられるのに、それを遥かに凌ぐとは、驚きのスペックです。
トリプルキャブのメリットとデメリット
見かけるとレアな気分になれるトリプルキャブですが、メリットもあれば、デメリットもあります。
トリプルキャブのメリット「大人数をいっぺんに運べる」
トリプルキャブ最大のメリットといえば、大人数を一斉に運べることに他なりません。工事現場に大人数の作業員を運ばなきゃならないのに、「複数のトラックを手配できなかった」などのケースで重宝します。
トリプルキャブのデメリットその1「積載量が少なくなる」
トリプルキャブは、荷物の積載量が少ないです。トリプルキャブは、キャビンが三つあるため、荷台が狭くなってしまうので、これは仕方がありません。
トリプルキャブのデメリットその2「場所を取ってしまう」
トリプルキャブの車体は、マイクロバスに匹敵する長さを持っています。そのため、無駄に駐車スペースを取ってしまうため、駐車場所に困ってしまうのです。普段、トリプルキャブを街中で見かけないのは、この理由が大きいかもしれません。
実は中型トラックの部類
前述したようなスペックを見ると、トリプルキャブは、大型トラックのようなイメージを持ちますよね?しかし、積載量は多くないため、実際は中型トラックの部類に入るのです。これって、ちょっぴり以外ですよね?時には、軽の部類に入るトリプルキャブも見られます。