
トラック運転手の視点!?複雑な街・ロンドンでも安全走行!
巨大なトラックでロンドンの街を駆け抜ける運転手・ニック・ストリーさんの視点映像が、インターネットユーザの間で話題になっています。
一般の自動車と比べて遥かに高い位置から運転をするニックさんは、細かな目視を行うことで、安全性の高いドライビングテクニックを実現しているようです。
縦列駐車だらけとも言える路地もすり抜けていく彼の運転は、多くのネットユーザが感心する内容となっています。
トラックドライバーの確認って一体どんな感じなの?
巨大トラックを安全に運行させるには、ニック・ストリーさんのように高度な目視テクニックが必要です。
今回は日本のドライバーも実践している目視の数々をご紹介しますので、ぜひ自動車運転時の参考にしてみてください。
右折時の安全確認
高いところに運転席を有するトラックは、車体近くにいる歩行者が見えにくい難点があるとされています。
そのため、右折時は必ず横断歩道などを渡っている歩行者や自転車に注意をして、「誰も居ないことを確認してからハンドルを切る」ということをしてください。
トンネル・踏切・狭い道
狭い場所で心掛けることは、車体と壁などの距離感と、その間に存在している歩行者です。
車体のことばかり考えていると、不意に現れた歩行者に気付けないケースもありますので、勝手な判断で「大丈夫」と安心せず、そのポイントを通過し終えるまで目視を続けるようにしてください。
自転車
急に飛び出してくる自転車との衝突事故は、日本でも急増傾向にあります。
中には「車と車の間をすり抜ける」という明らかなマナー違反の自転車ドライバーもいますので、絶対に安全という過信をすることなく、周囲の目視を続けるようにしてください。
自転車による巻き込み事故が多いのは、トラックが信号待ちをしている時です。
高い場所に運転席があるトラックからすれば、目の前にいる自転車に気付かないケースが多いとされていますので、急発進ではなく目視をしながら徐行を行う方法が最も理想的だとされています。
左折時の安全確認
左折時は直接目視が難しい問題がありますが、サイドミラーを上手く活用することで大半の交通事故を回避できます。
近年ではサイドミラーの上にもう一つの鏡を付けている車両も増えてきましたので、自分の目のサポーター的な意味合いで、装着を検討してみてください。