
トラックの買い替え時期を徹底解説!
一般の乗用車と比べて大きさも用途も異なるトラックは、買い替え時期の見定めが難しいとされています。
このページでは、トラックの買い替え時期を判断するポイントをご紹介していきますので、ぜひ見極めの参考にしてみてください。
走行距離
トラックは荷物の運搬や長距離走行を想定して作られているため、一般の乗用車と比べてかなりたくさんの距離を走れる特徴があるとされています。
トラックの走行距離における買い替え目安は「100km前後」とされており、この時期が近付いたら点検などを頻繁に行った方が良さそうです。
ちなみに目安は、大型トラックで70万円~100万km、小型トラックで50万kmとなりますので、自分が乗っている車のサイズを把握した上でタイミングを考えた方が良いと言えるでしょう。
使用年数
買い替えを検討した方が良い使用年数は「新車登録時から15年前後」とされています。
10年を過ぎるとさまざまな部分に呼称や劣化が出てきますが、各パーツが大きいトラックの場合は修理費用もかなりかかる傾向がありますので、「修理よりも買い替え」を考えた方が良いケースも多いようです。
ミッションの乗せ換えを行えば小型トラックで100万円前後の費用が必要となりますので、買い替えをして安全な車に乗るという決断をした方が良いケースも多いのが、トラックという車種の特徴とも言われています。
排ガス規制に対応していない
排ガス規制に対応していないトラックは、「DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)」という装置の設置が義務付けられるようになりました。
この部品の設置費用は数百万円前後が平均とされていますので、走行距離や使用年数が増えているトラックの場合は、買い替えを検討した方が金銭的な負担を軽減できそうです。
新車登録から7年以内のトラックは、排ガス規制の猶予期間中となるため、前日の装置が付いてなくても走行できるとされています。
一般の自動車と異なりトラックの排ガス規制は意外と重要なポイントなりますので、新しい車に買い替える際にも販売店への確認をしっかり行うようにしてください。
エンジンなどの不調
長距離走行の多いトラックの場合は、大事な荷物の運搬中に交通事故などを起こさないためにも、車の調子に異変を感じた時に買い替えを検討した方が良いとされています。
特にオイル漏れやクラッチの滑り、異音などが大きなトラブルに繋がることもありますので、異変を感じた時には買い替えという選択肢を頭に入れた上で、修理見積りを依頼した方が良さそうです。