
車両を使った危険物輸送には2つの方法がある?
車両を使って危険物を輸送する方法には、トラックなどの車両を使った「運搬」と、移動タンク貯蔵所を使った「移送」の2種類があります。
トラックを使った運搬は危険性が高いため、指定数量未満でも消防法の規制を受ける形となります。
これに対してタンクローリーを使った移送の場合は、「危険物取扱者を乗車させること」と「危険物取扱者は免状を携帯すること」が義務付けられているのです。
危険物輸送をトラックで行う際に備え付けるべき書類とは?
危険物運搬をトラックで行う際には、基本的に一般的なトラックに必要な車検証などの書類のみの備え付けで運行をすることができます。
これに対してタンクローリーで危険物移送をする際には、完成検査済証、定期点検記録、品名等変更届出書、譲渡・引渡届出書という4つの書類の原本を車両に備え付けることが義務付けられていますので注意が必要です。
この他にタンクローリーには、万が一の火災が生じた時用の消火器と、黒地に黄色の文字で「危」と書かれた標識の掲示も必要となりますので、危険物移送の事業を行う際にはきちんと準備をするようにしてください。
危険物輸送トラックは需要が高い
さまざまな危険物を運搬していたトラックは、一般の車両と比べて安全性重視でメンテナンスされている傾向があるため、中古市場でも高価買取が期待できます。
特にトラックの一括査定サイトを使った相見積もりは、車検証の書類に書かれた内容だけで複数社に査定依頼できるシステムとなっていますので、車両の寿命や買い替え時期が近づいた時には、ぜひこのサービスを活用してみると良いでしょう。
一括査定サイトを利用すると、トラック買取店に直接持ち込むよりも遥かに高い金額の見積もりがスピーディーかつ簡単に集まります。