ミニクローラクレーンは形状やカニやクモに似ているのでカニクレーンと呼ばれていたりクモクレーンと呼ばれていたりします。
定格荷重が5トン未満でコンパクトのサイズの重機なので狭い場所での作業にもしっかり対応していく事が出来ます。
それによりミニクローラクレーンを取り入れている業者も多いですが、使用する時に注意点もあるのでしっかり把握しておく必要があります。
そこでミニクローラクレーンを使用する時の注意点を買取相場とともに見ていく事にしましょう。
定格荷重が5t以上になる時は使用しない
ミニクローラクレーンは定格荷重が5トン未満の作業になる時はものすごく効率が良くなるのでメリットに感じる人も多いです。
しかし『コンパクトなサイズの重機なので定格荷重が5トン以上の作業で使用してしまうと故障してしまう可能性があります。』
ミニクローラクレーンが故障してしまうと修理に出さなければいけませんが、修理費用がそれなりにかかるのでデメリットになってしまいます。
ミニクローラクレーンを使用する時は定格荷重が5トン未満の作業を条件にしましょう。
操作するには免許や運転技能講習終了証の取得が必要
ミニクローラクレーンは効率良く作業をする事が出来る重機ですが、誰でも操作する事が出来るわけではありません。
ミニクローラクレーンを操作する事が出来るのは移動式クレーン運転士免許か小型移動式クレーン運転技能講習終了証を取得している人になります。
『免許や運転技能講習終了証を取得しないで操作してしまうと罰則を受けてしまう可能性もある』のでミニクローラクレーンを使用する時は免許や運転技能講習終了証の取得している人に操作させましょう。
買取相場は年数が多いほど低くなる
ミニクローラクレーンの買取相場は年数が5年で60~70万円と言われていますが、『年数が多くなるほど買取相場が低くなっていくのが特徴です。』
特に10年以上経っていると買取価格が20万円ぐらいになってしまう事もあるので買取に出す時はしっかり把握しておく必要があります。
ミニクローラクレーンを使用する時の注意点や買取相場はこのようになっているので基礎知識として覚えておくといいでしょう。