[出典:Wikipedia]
トラックの荷台に金属の枠を取り付けて、そこに綿や化学繊維でできた帆布を被せたものが幌車です。
一般には、後部のみ開閉しますが、側面も開閉できるものもあり、折りたたみができるものもあります。
平ボディーの荷台に架装することが普通でしたが、今では、アルミバン、アルミウイングなどに取って代わられています。
現在、荷台を幌で架装するトラックは軽トラックが多く、その架装費用も10万円以下でアルミバンなどより安くできます。
幌付きのトラックは、平ボディーに架装するため、その中古トラックの価格も平ボディーのトラックの価格とあまり変わりません。
平ボディーの中古トラックは、その最大積載量、年式、走行距離、キャビンの型、荷台の広さ、車両の状態などによって価格は大きく変わります。
特に、車両に修理歴(事故歴)があると価格は大きく下がりますし、使用状況(荷物の種類)も価格に影響を与えます。
中古のトラックの売却価格ですが、業者によって変わると思いますが、目安としては次のようになります。
軽トラックですと数十万円、小型のトラックは、年式、走行距離などによりますが、数十万円から200万円くらいが多いでしょう。
最大積載量が2トンを越える中、大型トラックでは、100万円前後から数百万円と価格帯も幅広くなっているようです。
幌車の売却値段を知る方法
比較的新しい幌車を手放す場合、買取業者へ依頼すればすぐに売却まで進むでしょう。しかし人によっては「この車でも売れるのかな?」と疑問を抱いているはずです。普通自動車とは違い車体価格も高いですし、購入すれば毎日、仕事のために乗りますからね。
悪い予想が的中し、「当社では買取が行えません」と冷たい対応を受ける可能性も考えられます。そこで事前に幌車の売却値段を知っておけば、「売却」「廃車」の選択までに時間もかからないでしょう。
オークションサイトから幌車の相場を知る
国内だけでも大手オークションサイトがいくつかあります。そこでは家電や日用品の他にトラックも出品されているのです。出品数は決して多くありませんので、参考にならない可能性も考えられます。しかし同じ車種で年式や走行距離が近い幌車を見つけられれば、ちょっとした時間で相場を把握出来るのです。
買取査定の前に簡易査定を受ける
インターネットが普及してからは、「複数の買取業者へ一括で査定を依頼する」ことが賢くトラックを売却する王道パターンとなっています。しかし業者も買取が商売ですので、手に入れたい車両保有者が現れれば営業をかけてきます。これが買取業者を利用する際の、最大のデメリットと言えるのかもしれません。
よって「問い合わせだけ」に限定し、複数の業者へ電話してみるのです。「メーカー」「車名」「グレード(幌車)」「年式」「走行距離」「車検有効期限」「所有車歴」などの基本情報を伝えれば、大まかな見積もりを出してくれます。
もしもスタッフの雰囲気が良かったり、教えてもらった値段が予想よりも高ければ、その会社に査定をお願いすればスムースに事は運ぶでしょう。また2・3社に簡易的な売却値段を教えてもらったら、次からはその値段を電話にて伝えるべきです。実際に業者の査定が始まれば、他社見積もり結果を掲示することで値段は高くなりがちです。
このように、幌車は平ボディーのトラックと同様に人気なので、高く買取りすることが可能となります。
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