
物流2105年危機をトラガールが救う!
近年ではトラック運転手の人材難は少しずつ進んでおり、各メディアから「2015年物流危機」と呼ばれるようになりました。
そんな状態にブレーキをかける役割を期待されているのは、女性トラックドライバーの「トラガール」です。
このページでは、トラック業界の問題点とトラガールがもたらす効果について詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
トラックドライバーは何故不足しているの?
トラック業界が人手不足に陥っているのは、「トラックドライバーの高齢化」という理由によるものです。
トラック運転手は60代の皆さんでも現役で活躍している業界であるため、50代前半のドライバーでも「若い」という位置付けになってしまいます。
現状でも若手が入りにくい職種として知られているため、今後も高齢化が進んでいくのが、トラック業界における問題点となっているのです。
トラック業界を救うトラガールって何?
トラック業界に生じている危機を救う存在として注目されているのが、女性のトラック運転手・トラガールです。
全国には13万4千人以上もの女性大型免許保有者がいるとされており、この皆さんをトラガールへと促すことで、人材不足やトラック業界へのネガティブなイメージが一掃されるという狙いがあるとされています。
国土交通省ではトラガール推進プロジェクトを開始した2014年を、「トラックドライバーの人材確保・育成元年」としており、今後もさまざまなイベントを通してトラガールを増やす見込みです。
トラガールには女性の社会進出を促す効果がある
男性社会というイメージの強いトラック業界は、女性が働く選択肢にも挙がらない難点がありました。
その結果として女性の働ける場所が限られたり、トラック業界の人材不足という悪循環が生じていたわけですが、トラガールによって「女性でもトラック運転手ができる」という認知が広まれば、女性と業界の両社のメリットが生まれるようです。
国土交通省では企業側の意識改革にも取り組んでいくため、今後は女性が活躍できるトラック会社が徐々に増えていくと言えるでしょう。
トラガール推進プロジェクトのサイトではさまざまなイベントを紹介していますので、興味のある方は、ぜひ参加してみてください。