
愛知県名古屋市 渋滞が多い道路・交通量の多さ
名古屋高速はどのような渋滞緩和策をとってきたのか?
愛知県名古屋市は車の多さでも有名なエリアで、渋滞も発生しています。
ここでは、名古屋高速に絞って、近年取り組んできた渋滞対策と効果をご紹介したいと思います。
名二環などの他の路線との接続効果を発揮できるようなネットワークの整備をしてきています。
渋滞が特に酷いエリアには集中的にボトルネック対策を講じたり、情報を提供したりして渋滞対策を行っています。
例えば小牧北出口では、出口までの所要時間を提供しています。(平成21年1月に実施)
錦橋出口では、青信号の時間を平成26年1月に延長を実施しました。
方向案内板を平成27年10月に実施しました。
明道町ジャンクションから丸の内出口までは、案内看板などを設置したり区画線の変更を実施しました。(平成27年12月実施)
都心環状線では、ETC迂回乗継を平成17年2月に実施しました。
高辻入口・堀田入口では本線への合流区間延伸工事をしました。(平成23年10月実施)
高速3号大高線は平行する高速4号東海線の整備を平成25年11月に開通させました。
名古屋の交通量は右肩あがり
平成17年度は1日26万台が平成27年度は32万台に!
このように交通量は増えているのですが、一日当たりの渋滞量はいろいろな施策によって減少しています。
平成19年12月には清洲線が開通して19年度は1日の渋滞量が16キロメートルあったのが、平成20年度は12キロメートル弱に減っています。
平成22年9月には東海線の山王ジャンクションから六番北が開通し、平成23年3月には名二環状(高針ジャンクションから名古屋南ジャンクション)までが開通しました。
東日本大震災があったのが平成23年ですが、渋滞量は激減しました。
平成22年度の一日あたりの渋滞量は1時間あたり17キロメートルだったのが、平成23年度になりますと、4キロメートルに激減しました。