
トラックのラジエターの場所・役割とは?
トラックの前方に搭載されているラジエターは、エンジンの熱を冷却するという役割を担うパーツです。
ラジエターが効率よく活躍するためにはエンジンルームに風を効率よく流すことが必要となるため、トラックの前面にあるグリルは「ラジエターをサポートするような構造」になっているのです。
また昼夜問わずたくさんの荷物を積んで走り続けるトラックの場合は、一般の普通自動車と比べて遥かにエンジンが熱くなりやすい傾向もあるため、「働く車ならでは」とも言える設計によって加熱したエンジンをスムーズに冷却するメカニズムとなっているのです。
ラジエターに問題が生じた時に起こる現象とは?
ラジエターに故障や損傷が生じると、エンジンを冷やすために欠かせない冷却水が減りやすくなります。
トラックの冷却水にはエンジンを冷やす効果だけでなく、エンジン内部のサビを防ぐ作用もありますので、結果としてドライバーに見えない部分のダメージが急速に進むようになるのです。
特に気温も急上昇する真夏は、冷却水が現象することでトラックのオーバーヒートも起こりやすくなるため、荷台に積んでいるお客様の荷物を確実に運ぶためにも、冷却水やラジエターを含めたエンジン周辺の乗車前チェックは欠かすことができない存在であると捉えるようにしてください。
ラジエターの修理料金とは?
上記のような症状のラジエター修理は、故障の内容や純正品・社外品などによって料金が大きく変わる形となります。
消耗品としての品質の高い純正品の場合は、パーツ代だけでも2万円~5万円ほどかかるようです。
これに対してリーズナブルな価格で知られる社外品の場合は、1万円~3万円ほどで部品調達可能となります。
ラジエターの故障の中にはホース交換も要するケースが多く見受けられますので、たくさんのパーツの累積によって10万円前後の修理料金がかかる場合は、「他の消耗品も劣化している」と捉えて早めの売却を検討した方が良いかもしれません。
その場合は、複数社に簡単手続きで見積もり請求ができる、トラックの一括査定サイトを活用して、愛車をより高く買い取ってくれる業者を見つけるようにしてください。