
中小トラック運送業で働いている人は長距離運転をする事があるので運転している時間も長くなってしまいます。
それで運転中に眠くなってきたりする事もあるので幹線道路沿いにトラックステーションという施設が設置されるようになってきました。
今までトラックを長距離運転している時はコンビニなどに駐車して休憩を取っている事が多いですが、必ずしもトラックが駐車するスペースがあるとは限りませんし普通車などで駐車場が埋まっている事もあります。
それで不便に感じている事もありましたが、トラックステーションはトラック専用の施設なので安心して駐車して休憩する事が出来ます。
全国各地の50か所以上設置されていて今後も設置台数が増えてくる事が予想されます。
そこでトラックステーションはどのような機能があるのか見ていく事にしましょう。
食事が出来る
トラックを長距離運転している時は予定している配送時間までに間に合うようにしなければいけないので時間に追われながら仕事をしている事が多いです。
それで食事もコンビニでおにぎりやパンなどを購入して運転しながら食べてしまう傾向があります。
運転しながら食事をしていると危険を伴ってしまうので事故を起こしてしまう可能性も高くなります。
また食べる量も限定されてしまうので体調を崩しやすくなってしまいます。
しかしトラックステーションには食堂が設置されているのでトラックを長距離運転している時でもしっかりとした食事をする事が出来ます。
それで運転しながら食事をする必要もなくなりますし体調を崩してしまう事もなくなります。
トラックを長距離運転している時は食事をしっかりするのは重要な事なのでトラックステーションが設置されている事で助かっているという声も多くのドライバーから聞かれます。
入浴が出来る
トラックを長距離運転している時は時間が不規則になる事が多いので深夜の時間帯に運転をする事も出てきます。
しかも仕事量が多いと入浴する時間もなくなってしまうので体が不衛生な状態になってしまいます。
特に夏の暑い時期になるとトラックを長距離運転している時でも汗をかく量が多くなるので入浴する事が出来ないと体臭が強くなってしまうので周囲の人にも臭いが充満して迷惑をかけてしまいます。
しかしトラックステーションには入浴施設が設置されているのでトラックを長距離運転している時でもしっかり入浴する事が出来ます。
最近では日帰り温泉施設のような入浴施設が設置されているトラックステーションも出てきているので忙しい時でも入浴して体を清潔な状態に保ち続ける事が出来ます。
特に夏の暑い時期は毎日入浴する必要があるのでトラックステーションの中に入浴施設が設置されている点をメリットに感じているドライバーもたくさんいます。
宿泊も可能
トラックステーションはトラックの長距離ドライバーが休憩する場所として知られていますが、中には休憩所だけでなく仮眠スペースも設置されています。
仮眠スペースには枕や毛布なども完備してあるので宿泊施設として利用する事も可能です。
トラックの長距離ドライバーは深夜の時間帯に働く事も多いので宿泊施設として利用する事が可能な点もメリットに感じている人が多いです。
交通情報や気象情報を確認する事が出来る
トラックを長距離運転している時は時間通りに配送しなければいけないので交通情報を常に把握しておく必要があります。
また運転している時は天候によって影響してきてしまうので気象情報もしっかり頭に入れておく必要があります。
最近はスマホなどでも確認する事が可能ですが、トラックステーションでも交通情報や気象情報を提供するサービスを行っています。
それでトラックを長距離運転している時にトラックステーションを利用すると交通情報や気象情報を確認する事が出来るので助かっているというドライバーも多いです。